ニュース記事の使用料をめぐってオーストラリア政府と対立するGoogleが、同国からの撤退を示唆したそうです。
これはnegotiating tactic(交渉戦術)の一種ではないかと考えられています。 negotiatingの元の形は「交渉する」を意味する動詞negotiateです。例えばnegotiate with the landlordなら「家主と交渉する」です。
tacticは「戦法」や「策略」などを意味する言葉で、複数形のtacticsという形で使われることの多い単語です。delaying tacticsなら「遅延作戦」、いわゆる「牛歩戦術」のことを指します。
つまり、Google側は検索サービスの終了をちらつかせることで、有利な条件を引き出そうとする“交渉戦術”をしていると見なされているのです。 これに対してはオーストラリアのモリソン首相も、We don't respond to threats.(脅しには応じない)と答えており、対立の行方に注目です。
Comments