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執筆者の写真David Thayne

aとtheって、どう違うの? その1「a/an」

英語だと、モノの名前にaやan、theがつきますよね?

名前の前に、冠(かんむり)みたいにつくから、このaやan、theのことを「冠詞(かんし)」と呼びます。

でも、どういう時にaを使って、どういう時にthe を使うのか、今ひとつよくわからないですよね?!

「適当につければいいんじゃない?」と思う方も多いでしょうが、実はネイティブは厳密に使い分けています!


【a/anはどういうもの?】

aやan は、学校では「ある1つのもの」と習ったと思います。 でもネイティブからすると「どれでもいいものの1つ」というニュアンスになります。

aやan の場合、この「どれでもいいもの」という感覚が、と〜っても重要です!

「パリのアメリカ人」というミュージカルがありますが、このタイトルは An American in Paris です。

どうして The American in Paris ではないのでしょうか?


実はこれ、An American in Paris と言うことで 「特に誰と指定しない、パリに大勢いるアメリカ人の1人」という意味になるからです!


この映画は、パリに暮らす「あるアメリカ人」を取り上げたものなので、aまたはanにしなければ、その「どれでもいいニュアンス」を出せないのです。

そして「どれでもいいもの」だからこそ、aやanは「不定冠詞」とも呼ばれるのです^^




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